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5章:パパとママの話 (1/3)

5章:パパとママの話

「パパより

美代子、元気にしてるか?
がんばれよ(^_−)−☆

お前は遥華の子だ。だから大丈夫だ。

ドイツより」

「パパ!

Guten Abend!

パパ、何でアタシの電話番号を知ったのかしら?まだドイツにいるの?元気してる?」

「美代子、パパはいつもお前を見ている。

そしてパパは終生、遥華だけを愛して死ねたら本望だ。」

「パパ、また電話ちょうだいね(^_-)

Gute Nacht★」

昨晩、パパから電話がかかってきました。

パパから電話してきたことは初めてで話したのは10年近くぶりでした。

いつもママに未練たらたらで、おっかないイメージしかなかったパパ。みよはいつもビクビクしながら過ごした。

パパと向き合って話せたことも昔から無かったわね。
そんなパパに初めて胸のうちを明かしたの。

精神障害を抱えた父親と、病弱体質で末期ガンで亡くなった母親の子として

私は正直自分はこの先生きていけるのか?思わず泣いてしまった。

パパはずっと私を遠くから見ていたそうね。でも今まで素直になれなかったと。

パパは外資系のエリートです。でもこれからは日本に戻って仕事をすると言ってくれました。

来週、日本に帰国?来日?パパにとっては来日かな?するそうです。

きっと、それからはしばらくパパと暮らすでしょう。沢山向き合えたらと思います。

それまで、アタシとパパには大きな距離感がございました。

私のパパは、元幹部自衛官と聞いておりました。正直、めちゃくちゃイケメンでドSなパパである。

でもね、ここだけの話し、パパは在日だという噂を良く聞いたわ。

北朝鮮人だと言う噂が一時期流れたのよね。

パパに確認したら怒鳴られたどころか、殴り倒され、全身アザだらけになったわ。それ以来、その話しには触れないことにしているし、パパが怖くなってしまい距離を置いていたわね。

パパの若い頃の写真を見たわ。確かに、軍隊に入っていて、司令官のような立ち位置だったり、銃を持った姿もあった。

パパはアスペルガー症候群の持病を抱えているみたいね。

みよの顔や性格はパパ似のようね。

日本人とはかけ離れた気質だと良く言われた。

でもそれって人種差別じゃないかしら?

だからね、みよはそれから政治ことに国際的に興味持ったわ。

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みよみよのハチャメチャアイドル物語 ©著者:沢村のぞみ

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