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15章:池沼の友達
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15章:池沼の友達
赤いリボンのセーラー服に袖を通し
桜の並木通りを行く新入生達に紛れて
【女子高生】の仲間入りを
果たした池沼は
きっとてっちゃんの事を吹っ切れる様な
新しい【恋】が始まるかもしれないと
期待に胸を膨らませて
校門をくぐっていたよ
【高校デビュー】を夢見て
【喪女】からモテモテの
【小悪魔ちゃん】になるために
いっぱいメイクの練習をして
【合わせ鏡】で自分の顔が
一番可愛く見える【角度】を
研究してみたり
笑顔の練習をしてみたり
美容室へ行って
可愛い髪型にして下さいっ
てお願いしてみたり
進学祝いに初めて
持たせて貰える様になった
携帯で何回も
【ベストショット】を捕らえるまで
写メで自分撮りを繰り返したりしたよ
だけど池沼は【人見知り】で
中学時代に【孤立】しがちだった
劣等感を拭い切れず
新しく編成されたクラスの中で
なかなか周囲に自分から
打ち解けて行けなかったの
周りは中学時代からの同級生同士とか
すぐにグループを作って
ワイワイ楽しげにお喋りしてる中
待ってたらその内誰かが気さくに
話しかけてくれるかも
とか甘ったれた事ばかり考えながら
ずっとそわそわしていたよ
大丈夫
メイクやスマイルの練習を
しっかりとして
可愛く見える角度もバッチリ
把握出来てるもの
もう中学時代の池沼とは違うのよ
一皮剥けた女になるの
自分にそういい聞かせながらふと
教室の窓に目を向けると
そこに映った
【気合い】が空回りした様な
【哀愁】を帯びた【残念】な感じの
【何かが足りない】自分自身の顔と
目が合っちゃって
憂鬱な気分になったよ
家を出る前に自分の部屋の鏡へ
【キメ顔】をしてみた時は
すごく可愛く見えたのに
なんで外の鏡や
窓とかに映り込んだ
何気ない瞬間の
【油断】した自分の顔って
興ざめしてしまうくらい
【残念】なんだろう
池沼は教室のざわめきを尻目に
こそこそ携帯を開いて
一番お気に入りの
【ナルシスト画像】を再確認して
心の中で
大丈夫
大丈夫よ
ひるんじゃだめ
自信を持つのよ池沼
ってひたすら自分を
【鼓舞】してたよ
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