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14章:池沼の情熱 (1/7)

14章:池沼の情熱

中一のクリスマスでてっちゃんが
体を張って演出してくれた
【奇跡のどんでん返し】によって
駆け出しの恋が一気に盛り上がり
年明けには一緒に初詣に行ったり
冬休みが終わって学校が始まるまで
毎日お互いの親が怒り出すまで
家の電話で【長話し】をしたりしたよ

電話をかけるのは大抵
池沼の方だったけど
たまにてっちゃんが電話をかけて来ると
【お父さん】が
出たりする事があったから
てっちゃん的には受話器を代わるまでの
やり取りにヒヤヒヤして
【スリル満点】って言ってたよ

ちなみに池沼のお父さんは
そんな当時のてっちゃんを
礼儀正しくて初々しい
【可愛げのある男の子】として
評価してたみたいだよ

普通はそれぐらいの年頃の
娘に関わる同級生に対して
神経質なくらい【厳格】に
なりがちなのが一般的な
【父親像】というイメージを
二人して抱いてただけに
その頃の池沼とてっちゃんは
【寛大】な親に見守られて
いかに恵まれて
平凡な【恋愛】に興じていたのかを
今になっても身に染みて感じるよ

池沼があげた
【トイストーリーのキーホルダー】を
【お守り】だなんて言いながら
部活の【スポーツバッグ】に
付けてくれてたてっちゃん

そして、てっちゃんがくれた
日吉津名物のチューリップ畑が
デザインされた【ハンカチ】を
いつも肌身離さず愛用してた池沼

両思いの【幸せ】を噛み締める日々
それがいつ何時色褪せやしないかと
先行きを案ずる【不安感】
だからこそ膨れ上がる【愛しさ】

ただ、ただ、そんな感覚だけに
たまらなく焦がれる【甘酸っぱさ】

三学期に入っても飽き足らず
毎日の様に書いては
昼休みになる度に彼の教室へ行って
届けた【ラブレター】

一緒に撮った【プリクラ】は
いつかお互い【携帯電話】を
持たせて貰える様になったら
絶対に裏側へ貼付けるって
交わした幼稚臭い【約束】

時々しょーもない事で
言い合いになって
池沼はその度に子供みたいに
拗ねたりしてたけど
そんなこんなで【2年生】に上がり
一学期も半ばに
差し掛かった頃だったかな
池沼はてっちゃんに【誘われて】
初めててっちゃん宅へと招かれたの
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ザ・いけぬマニアックス ©著者:池沼

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