ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

10章:池沼の事情 (1/4)

10章:池沼の事情

池沼が今書いている
【刻子】という物語は
去年の秋頃から年明けにかけて
数ヶ月の間更新が止まっていたよ

その理由については今まで
言及した事がなかったんだけど
本当は【ときこ】を更新出来ない
と言うよりも
更新すべきでない
物語なんか呑気に
書いてる場合じゃない
【深刻】な状況に陥ってしまっていたの

このお話は正直
未だに書くべきか否か
迷ってるんだけど
本当はね
あの時期
お母さんが体を壊してしまったの

働き続ける事が
出来ないくらいになっちゃったから
入院とかルッコラたんの事とか
色んな面倒を
看てあげなきゃいけなかったし
そうなると自営業の【お店】は
誰が賄っていくんだって話だから
お姉ちゃんと協力し合って
その間ずっと
池沼が【店主代理】として
経営を務めるのに必死だったよ

今までは単なる【お手伝い】としての
一下っ端従業員の端くれだったくせに
そんなこんなでいきなり立場が
激変しちゃったもんだから
【運営】のいろはが全く無かった池沼は
行き詰まるたんびに駆け込み寺として
お母さんが入院してる病院とお店を
何度も往復したり
メールで相談したり
そんな日々が続いて
【刻子】の続きを
妄想する余裕も無かったよ

そして
そんな状況になって初めて
今までお父さんの跡を引き継いで
お母さんが背負って来た物の
【重さ】というのが
ふつふつと身に染みたよ

あぁ、お母さん
今までこんなにも大変だったんだなって
池沼達姉妹やルッコラおぜうを養う為に
お父さんと共に培って来た
財産を守る為に
ずっとこんな苦労を
耐え忍んで来たんだなって
お母さんの背中が初めて
小さく感じた瞬間だったの

もうそこそこ歳だから決して全快して
五体満足になったという訳じゃないけど
今となっては現場へ復帰して
かつてのまま仕事を
こなせる様になったから
池沼はお母さんに【バトン】を返して
ちゃんと【けじめ】を着ける為に
中途半端に投げっぱなしだった
物語っちゅーか
しょーもない【妄想】の続きを
こうして綴る日々に戻って来たよ







で、調子に乗って書き始めたら
ばちが当たって今度は
池沼が【病気】になって
入院するハメになったんだけどね

お母さん
お姉ちゃん
ついでにルッコラたん
毎度ご迷惑おかけしまして
97 /183

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ザ・いけぬマニアックス ©著者:池沼

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.