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6章:池沼の生態
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すっかり快感の波が過ぎ去って
ちょんと畳に着地し
【高揚感】にかられた気分のまま
部屋の入り口の方へ振り向くと
棒立ち状態でポカンと口を開けてた
お姉ちゃんが
『…なんしょーるん…』
と一言
池沼は
『なんもしょーらんっ!
なんもしょーらんっ!
見やんとってぇぇぇぇ!
うわぁぁぁぁぁぁぁああん
恥ずかしぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!』
と慌てふためき
【火が噴いた顔】を両手で覆い
しどろもどろになりながら
絶叫と共に思わず
ぺたんと尻もちを着いて
その場に崩れ落ちては
あまりの【恥辱】にわんわんと
大ベソをかいちゃったよ
もう、ほんとにあの時は池沼
【死にたかった】よ
そして【どん引き】する
お姉ちゃんのお腹にすがり
誰にも言わないで
お願いだから誰にも言わないでと
【涙・鼻水・よだれ】の三重苦…
いや、【三汁苦】をなすりつけつつ
必死のがりこで泣きついたよ
お姉ちゃんには
『言わん言わん…えけん放しんさい…』
(言わない言わない…いいから放しなさい)
と迷惑そうに
軽くあしらわれちゃったよ
それ以来
お姉ちゃんは今日まで
あの時の秘密を守り続けてくれてるよ
いや、もしかしたら
池沼の知らない所でお母さん辺りに
チクってたかもしれないね
『ふと部屋を覗いたら池沼がねぇ?
机の角っこぉにおまんここすりつけて
ぶぅらぶぅらしょってなぁ』
『わったいな!ほんにぃ?』
『んだ。けど口止めされとぉかや、
黙って腹の底ぉしまっといてやってね』
『あい』
あぁ
あぁぁぁ…
口にこそは出す事もないけど
あの日の事をきっと今も
お姉ちゃんは覚えてるよ…
池沼という【のび太君】を
初めてイかせたのは
学習デスクという【ドラえもん】でした
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