1章:登場人物 (2/5)

稲森純子

→この題材通りの主人公。稲森家の三女で、性格は人懐っこくおっとりタイプ。しかし、佐治賢一との決別により一変していく。


稲森家の家族

→長女から四女まで、葉子、律子、裕美

母親は精神疾患で闘病進行中であり、母親の介護をしているのは純子の父である。佐治賢一との逃亡前に純子を勘当した。



水口亮子

→純子の小学校時代からの親友。いじめられっ子を克服し強い女性に。亮子は二件隣の佐治賢一に可愛がってもらっていた。



片桐菜緒

→純子と共に高校中退。一人っ子で人と付き合うのが苦手な彼女は、孤立も恐れない純子に興味を持ち、仲良くなる。同じキャバクラで働いていた。


中松亮二

→純子とは小学校の頃から仲が良く、中学卒業後から半年ほど付き合っていた。純子が妊娠し、周りが反対し、亮二が拒んだことにより関係は崩壊する。亮二の父親が家族を捨てたことにより、亮二自身が身を削りながら働き、中松家を支えていた。純子が愛した第二の男性


柳井田

→某ブランド会社の息子。許嫁は居るが、純子の性格に惚れ込み、No.1にさせたキャバクラ時代の太客。純子を信じ、彼女の心を穏やかにしてゆく。


加藤

→キャバクラのボーイ。やる気満々の明るい性格。女の子を上手に扱い、売上を上げた功労者


相沢ミミ

→純子の働くキャバクラのカリスマと呼ばれた


五条ゆり

→同じくカリスマとしてNo.1だったが、純子の入店により太客を掴めなくなってゆき、売上が下がる。面白くない傍ら、純子の心を追い詰めた


横谷

→純子が襲われた事件の担当警察。風貌はショーン・コネリーに似ている。