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9章:9. (12/12)






私達はその後、タクミの提案で近くの公園で手持ち花火をする事にした

花火大会は8月。
その頃アサヒは居ないから…花火を見せてあげたかったんだ



ジュボ…………ジリリリリ

ブシュアァァア…!!!!




愛「リサこっち!火、頂戴!!」


リサから私に火が移る


愛「はい、アサヒ!」


私からアサヒに火が移る


タ「アサヒ!俺にも火くれ!」


アサヒからタクミに火が移る




丸く円になった私達の手の花火は
激しくバチバチと燃え上がって
赤、青、緑、白、
いろんな色に変化していっては呆気なく終わってしまう。

花火は本当に儚い

こんなにも一瞬なのに、こんなにも綺麗

まるで、そうだな……青春?





タ「花火すぐ終わっちゃったな」


リ「タクミの仕入れが少ないからだよ」


タ「んだよ。またやればいいじゃん!!夏はまだまだ長いんだしさ」


愛「あっという間だよ」




家に帰り、携帯を確認するとリサとタクミからの着信
これはお祭りの時のやつだ。

一番新しい着信に、大樹の名前があった




私はかけ直さずに電源を落とした

アサヒに貰ったキリンを見つめた
アサヒの真似をしてベットに置いて一緒に寝てみようかな



私はいつの間にか眠ってしまっていた
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last summer ©著者:天使

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