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8章:8. (2/11)






アサヒが家に来てから6日目



今日はお祭りの日、大樹との約束の日。

私は朝早くから電話をしてきたリサと近況報告をしていた




愛「最近本当に音信不通過ぎて
不気味だよ〜リサとは思えない」


リ『だって本当に勉強頑張ってるんだもん!ねぇねぇなにか問題出してみてよ』


愛「急にそんなこと言われても。
てかお祭りは行くでしょ?」


リ『もち!たまには息抜きしないと頭狂いそう!タクミとアサヒ君
迎に行くけど何時頃行けばいい?』


愛「んーと、私が大樹と現地集合で16時待ち合わせなんだよね」


リ『じゃあ17時半頃いくよ!
愛瑠にも会いたいしさ!』


愛「やったぁ!ありがと〜」


リ『今日は浴衣着てくの?』


愛「ん〜…せっかくだから着ていこうかなって。」


リ『気合入ってるじゃん!じゃあリサも着ていこうかな〜
そろそろタクミのハートを握り直さないとやばいかも。
最近本当にサッカーばっかで、連絡も少ししか取れてないし…』


愛「リサの浴衣姿見れば、タクミだって今夜は狼だよ」




そんな冗談を言って笑いあった

電話を切った後、私はママに今日のお祭りは浴衣を着て行く事を伝えた

ママの着付けはとても綺麗で髪型だってすごく可愛くしてくれる



ママは早速、タンスの奥から白い生地に大きな青い牡丹の咲き乱れた浴衣を広げた。

丁度、2階からアサヒがおりてきた
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last summer ©著者:天使

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