6章:６. (3/10)

愛「…アサヒ、どこか行きたい所ない？今日、予定ないんだよね」


ア「……動物公園…」


愛「動物公園に行きたいの？」


ア「うん。昨日テレビでやってた
動物たくさんいた」




そういえばアサヒは、動物に触れ合った事無かったよね。

愛しさや大切に思う心、弱いものを守る気持ちが芽生えるかもしれない。

私とアサヒは動物公園に行くことにした


それにしても、動物公園だなんてアサヒはおこちゃまだなぁ。

なんだか、保護者のような気持ちで動物公園へと向かった




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愛「…あっ！アサヒ見て！サル！可愛い〜あそこ子猿！ちっちゃい」


愛「あ！あ！何あの動物？
変な顔〜珍しい！！」


愛「あーーーー！キリンとゾウ！
おっきいね〜やっぱり！」


愛「ゴリラゴリラゴリラ!!!!!!!!!!!!!」








愛「はぁ………疲れたね。」



私とアサヒはフードコートで昼食を摂りながら休んでいた。

アサヒを楽しませるつもりが思いっきり自分が楽しんでしまった


動物公園なんて何年ぶりだろう…


アサヒは相変わらず無表情でコーラを飲んでいた。




愛「……ごめんアサヒ、私一人で
騒いでつまんなかったよね？」