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4章:4. (11/11)





アサヒは私の部屋のソファーに座ると、さっそく小説を読み始めた


チッチッチッチッチッ………







ア「終わった。愛瑠ありがとう」


愛「………ん。」


ア「……なんだか混乱してきた。
…好きなのに憎いのはなんで?
愛してる人には優しくするんじゃないの?どうして殺しちゃうの?」


愛「 ……愛してるからだよ」


ア「…?」


愛「…好きすぎて…大好きすぎて
…この手で、私のこの手で殺してやりたいって思うんだよ!!思う事だってあるんだよ!

殺してしまえばその人は私の中の永遠になるから…!!!!
他の誰にも取られる事も触れられる事もないんだから!」




何故だか大樹の顔が浮かんだ。
ただ、私だけを愛して欲しいだけなのに

私の愛は歪んでるのかな…



ア「…そういう感情もあるんだね
ありがとう、愛瑠の小説で知る事が出来たよ」



心配、軽蔑の感情を知らないアサヒは、私が感情的になっても理由も聞かずに淡々とお礼を言ってきた

それが妙に悲しくて虚しかった



愛「………うん。」



それが精一杯だった
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last summer ©著者:天使

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