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2章:2. (12/12)




タ「まっそういう事だからよ!
アサヒ、また遊ぼうな」


リ「愛瑠の事よろしくね〜」



ちょっとそれどういう意味よ?!

そう言おうとする前に、リサとタクミは手を振って帰っていった




愛「アイスご馳走様ぁー!」



私が叫ぶと二人は振り向きまた手を振った。私も大きく振り返した

それを見ていたアサヒも、真似して手を振った




愛「楽しかったね!」


ア「うん。」



アサヒは、まだ張り付いた笑顔で笑っている



愛「……その笑顔、疲れない?」


ア「ほっぺが固まってる気がする」


愛「戻していいよ。無表情の方が楽なら。楽しかったら笑えばいいんだし」



アサヒは素直に笑顔をやめて無表情に戻った




愛「………帰ろっか。」


ア「うん。」




私とアサヒが並んで歩く。通り過ぎる人達はアサヒの美貌に振り向いていた。


私とアサヒ…
周りから見ればカップルに見えたりするのかな

まさかね、もしそうだとしても、私なんか釣り合わないって思われてるんだろうな。


そっとアサヒの横顔を見るとやっぱりとても綺麗な顔。

欠点があるとすれば、その美貌だけは人間味が無いかな。



なんでロボットなのに、わざわざこんなにイケメンにしたんだろう…

なんか変に緊張するじゃん。


それに目的は奴隷なのに、見た目を人間にするなんて。



そんな事を考えているうちに、もう家の前だ。



愛「ここが家。ただいまー」


ア「ただいま。」
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last summer ©著者:天使

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