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11章:借金 (1/12)

11章:借金

手術代のために消費者金融に5万ほど借金をした

内3万はすぐにガールズバーの日払いでもらったお給料で返せた。

残り2万になった頃。
彼がどうしても遊びに行きたいというので、スロット屋に付き添うことにした。
この頃の私は、7の目押しを覚えた程度

スロットには『小役』というものがあり、777以外にもスイカが揃ったりチェリーが揃ったりするのだが、これらは目で狙ってタイミングよく押さなくてはいけない。
私はたまに揃えることに成功したり、外したりしてしまうレベルで、いわゆる初心者だ

彼は、私とは格段にレベルが違い、18歳のときからパチンコ屋に勤務していて、一時期はパチンコ屋を辞めて、スロプロ(スロットのプロというやつで、店員ではなく、お客さんとしてスロットを打ち、その稼ぎだけで生活している人を指す。特に資格があるわけではなく、これは自称)としてやっていたぐらいだ。

彼は目を輝かせながらいい台を探しているのだが、私はスロットやりたくないし、早く終わらないかな?と思ってうんざりしていた。

大体彼は、スロット屋に来てしまうと、閉店まで帰ってくれない。彼を出禁にしてほしいと、何度思ったか・・・








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ホームレス嬢、政治家になる ©著者:サエラ

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