10章:差し伸べられた手 (3/10)

俺はすっかり店の中で一番上の先輩になっていた。

それに全国ホストランキング1位をずっとキープ。

でも俺も内勤になる訳だしそろそろ世代交代してくれる有能な奴現れないかな？

なかなか一人で上位も悲しいものだった。

今日は定休日だからゆっくりドライブでも行こうかな。

俺は今日も高級車を磨いてドライブ。

何処に行くかはいつも決めておらず、ただただ車を走らせて目に止まったデパートやレストランに入ったりそんな感じ。

『おっ！』

ここ凄い引かれるな。

結構走った所にお洒落な雑貨屋があったので入ってみよう。