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2章:夜の世界
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『左様で御座いますか。出来ればこちらの都合だとなるべく早く一日体験に参加して頂きたいのですが今日…とか宜しかったですかねー?(;_;)』
フォー!!!!
まぢで早いなw
まぁやる気満々だと思われたいし今日は特に用事無いから良いか。
『あ、大丈夫っす。宜しくお願いします。』
『有り難う御座います。それでは18時にお待ちしています。服装はどんなのでも大丈夫ですので、あ、あと詳しい詳細などはご覧頂きましたでしょうか?』
あぁ?詳細?
あぁ、祝い金無しの寮なしのレンタルスーツ無しの送迎無しのノルマありな?笑
『あはい。』
『あ、存じて頂いてるようですね。18時にお待ちしております。それでは後程。失礼致します。』
『はい、失礼します。』
電話を切った瞬間俺は叫んだ。
きんもー!
まぢで気持ち悪いよ。
何だよあの言葉遣い。
オネエかよ!笑
ま、やってやる。
今はまだ午後1時を回ったばかり。
もう一度Black Cherryの店のページを見てみた。
これから接戦を繰り広げるであろう俺のライバル達の顔を見ておこう。
まぁ、写真なんて信用出来ねーけどな。
修正しまくりだろーし(^^)/←
キャスト一覧の一番上に…
え?!ヤス?!
目をパチクリして、もう一度見た。
何と内勤の柚月はとてつもなくABCのヤスにそっくりだったのだ。
かっけー!!!!
まぢか、俺さっきめちゃくちゃ馬鹿にしちゃったな(^^;
言葉遣い丁寧すぎてオネエじゃん
みたいなw
まぁいいか。←
つかさ、つかさ、皆かっけー(;o;)
チャラ男イケメン、V系イケメン。
たぐいが違うがそれぞれ皆イケメン。
俺はどの分類イケメン?
キモい俺ww
よし、まだ時間あるしちょっと睡眠取るとするか。
俺は携帯で16時にアラームを設定して睡眠を取る事にした。
高校を卒業して親元を離れすぐに独り暮らしした俺の家から店は約20分で着くし余裕。
まぁ見た目が第一の職場だし初日つか、一体だし準備に時間かけねーと。
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