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2章:雲のような人 (1/4)

2章:雲のような人

次会う事になったのはあれから一週間後。

小説の感想を伝えたかった。

とても素晴らしかった。

やっぱり春樹さんの世界観が好きだ。

出会いは偶然なんかじゃない、そう、どんな時だって運命なのだという事。

私達もきっとそうだったんだね。

待ち合わせていたカフェに春樹さんは今日もあの頃と同じ笑顔で駆けて来た。

春樹『すいません、待たせてしまって。』

麗美『私来てまだ二、三分しか経ってないですよ!』

春樹『待たせた事に変わりは無いですから。女性を待たせてはいけない。男の鉄のおきてです!』

麗美『ふふふ』

時たまこうやってムキになるとこが何だかとても可愛いかった。

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いつかまた…。 ©著者:mirki*゜

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