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44章:恋い (1/1)

44章:恋い

会いたくて仕方ないあたしを

その笑顔に嬉しくなる心を

違う言葉で誤魔化す気持ちを

恋と呼んでいいんでしょうか


いつもは「またね」で遠くなる君が
片手でそっと抱き寄せてくれた時

身動きも取れずにいたけど
本当は嬉しくて嬉しくて

一瞬だったのに焼き付いたんだ

帰り道は寂しいより幸せで
だから泣きそうになったんだよ

こんなに好きになれた事
それが君である事

ねぇ今までの泣いてたどの涙にも言えるよ
ありがとうって

君と居るあたしを作ってくれて
本当にありがとうって


いつかもっとちゃんと
ぎゅっと抱き締めてよ

それから伝えさせてよ

君に出会えて
君を好きになれて
一緒に居られて
こんなに幸せだよって言わせてよ


優しさを知ったあたしを

その笑顔に支えられる心を

同じ言葉で通わせる気持ちを

恋と呼ぶべきだと思うんです
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マジのちコトバアソビ ©著者:ぁむ

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