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33章:心保険 (1/1)

33章:心保険

「変わってるね」

初めて誉め言葉として聞けた君のそれには

一体なにが詰め込まれていたの?


帰り道はいつも少しだけ空元気になる

「帰らせない」って言った後に笑う君に
あたしも笑ってみせた

だけど本当はそれでいいのにな

一緒に寝て一緒に夢を見てよ


同じ気持ちになるのは
難しい事なんだと知ったよ

追い掛けたいのに
追い掛けられないのが悔しくて
時々泣きたくなるんだよ


「じゃあ迎えに行くよ」
嬉しいのに普通を装う

「君と居ればどこだって」
それは冗談なの?それとも


淡い期待はあえて捨てる

傷つきたくないから
出来るだけ傷つかないために

会いたいとか言えないから
嬉しいとか言えないから
曖昧に冗談まじりに笑うんだよ

弱い心に小さな保険をかけるんだ

この心はもう気付いてるのに


あたしと居てくれる君の言葉や仕草には

一体なにが詰め込まれているの?
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マジのちコトバアソビ ©著者:ぁむ

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