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12章:誰かさんへ (1/1)

12章:誰かさんへ

「ここに願い事を書くんだよ」

ダイエットが成功しますように

可愛くなれますように

髪がツヤツヤに肌がピチピチに
おっぱいも1カップアップに

「ほとんど自分次第だよ」

じゃあ…いい恋が出来ますように

いい出会いがありますように

幸せになれますように

「それなら簡単だよ」

いや、やっぱり違う
本当の願いは………

「それを書くんだよ」

そんな事恥ずかしくて書けないよ


どれも叶えてくれたらいいのに

願い事は一つだけなんて
一体どこの誰が決めたんだ?

叶わないとしても頷いてよ

両手じゃ抱えきれない願いがあるから
空を見てユメを見られるんでしょう

「書けるだけ書いたら飾るんだよ」

書けたよほらこんなにいっぱい

ここに飾るんでしょ?
ここにも飾るからね?
こっちとこっちにもあるからね


それから
空に向かうハシゴを使って

夜空へ一番近いてっぺんに
君の事を書いたんだよ

だってやっぱり一番叶ってほしいから
ほらよく見えるでしょ?
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マジのちコトバアソビ ©著者:ぁむ

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