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11章:天の川 (1/1)

11章:天の川

『今度はいつ会える?』
なんてもう聞けないんだね

『今度はいつ出会える?』
なんて言葉がよく似合う

明日かな明後日かな
1年?2年?10年後だとしてもいいよ

先が見えなくたって
もう会えないと言われるよりずっといい

天の川も見えない年は
あの二人だって会えないんだ

遠くならないと素直になれない僕は
どこか似ていたね

今度もし恋をしてくれたら
僕は素直でいる事を誓うよ

『君のためなら何だって出来る』

思いながら出来なかった毎日

『君のためなら……』
『君のためなら……』

実際、僕は何をしてあげられただろうか

心の底に響くようなキラキラしたものを
ほんの僅かでも刻めたただろうか

その胸の内を知らないけど
その胸の内は知れないから

答えは解るよ

隣に君が居ない理由になるんだ


大事なものを忘れてしまわぬように
大切さを見失ってしまわぬように
優しさを置き去りになんかしないように

天の川は1年に1度だけ輝く

そんな夜は僕も願っていいよね
君とまた出会い何度でも恋をする夢


100000年の恋でも君と居たいなんてさ
本気で思えてた僕は今もここにいる

1年に1度だけ輝く空いっぱいに
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マジのちコトバアソビ ©著者:ぁむ

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