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17章:21歳~ゴールという名のスタート~
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17章:21歳~ゴールという名のスタート~
ある日、暇なとき、私はマコトに遊びの誘いをした。
マコトは、一人でその日映画にいくつもりだったらしい。
マコトは、今まで、私のお世話係として
たくさんの尻拭いをしてくれていた。
私とマコトは本当の健全な友達関係だ。
もうずっと出会ってから二人になる時間を過ごしてきたが
本当に何事もない。
マコトも私の事、女としてみてないし
私もマコトの事、男としてみてなかった。
マコトがキャバクラで働いていて私を管理してたときから
私にとってはただのお兄ちゃんでしかなかった。
二人で岩盤浴いったこともあったし
私の手料理を食べさせてあげたこともあったし
バーに早い時間にいくといつも何時間も二人きり。
バーが暇だと奢りで来い。といわれるしまつ。
バーの仕事終わりもよく二人で謎に帰宅したこともあった。
マコトはゲンの友達だったから
私にとっても大事な友達だった
だから、別に私が遊びに誘ったとこでなにもない。
だって、お互い下心なかったから。
マコトはめんどくさがりながらもOKした。
でも、私は、仕事が0時までで映画には間に合わなかった。
だけど、暇だし飲みにつれてけよ。というと
マコトはめんどくさいといいながらも
私がずっといってみたいと言っていた
オカマバーにつれていってくれた。
マコトはそういう所がツンデレだなーとわたしは思いながら
いつものようにマコトとの時間を過ごした。
マコトの携帯がなり
マコトはお客様を私との飲みの席に呼んだ。
女の子。
どうも、恋愛で悩んでるらしく
話を聞いてほしかったらしい。
マコトの健全な所は
オカマバーで
『あなたたちお似合いだよー付き合いなよー』
と言われても私を異性として見ない所。
まず、私を異性として見てたら
私との飲みの席に
女の子の相談をきくためにその悩んでる女の子を呼んだりしない。
なんとも紳士な心のないやつなんだ。
でも、私はそれに感心した。
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