9章:18歳~消えた人格と綺麗な躰~ (10/10)

『代表が、リナチャン連れてこいだって！よかったね！』






まぢか……

代表、初めて話するよ。



『失礼致します』

『リナ、元気だったか？』

『はい。元気でした。』

『太ったな！あんなにガリガリだったのに。
戻りたいんか？』

『戻りたいです！！』

『わかった！でも、条件がある。

ランクを下げる！だから、給料も低くなる。
前のランクからの始まりではない！
だから、また１からここでリナっていう人間を成長させていくんだ。
前のお前はいない。
前とは違う始まりになるから大変だとおもう。』


『はい。』

『俺にとって、キャストは俺の子供だ。
お前もここで人間として大きくなってほしい。

だが、痩せろ！

１ヶ月で何キロ落とすんだ？』


『10キロ落とします！』


『よし、わかった！
今日からまた１からお前はリナとして頑張るんだ！わかったな。

頑張れるな？』


『頑張ります！！』




代表は物凄く強さを感じた。