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1章:プロローグ (1/1)

1章:プロローグ

ぼんやりと目が覚めた。


時計に目をやると、針はちょうど午前4時をさしていた。


心の中でゆっくり300数えたあと、悠の腕から抜け出し冷蔵庫へ水をとりに向かう。


ここの水はいつもボルヴィックだ。


新しいペットボトルの封を切り、中身を半分飲み干す。


再びベッドに戻り、悠を眺めてみた。


一緒に夜を過ごす時、あたしが絶対にすること。


白くて艶やかな肌に短いけど濃い睫毛。一日中一緒にいたのに殆どはえていない髭。


そして首と腕にある無数の傷。


何が悠をこんなにも苦しめるのか、あたしには分からなかった。


カーテンの隙間から見える朝の空は、まだ光を帯びていなかった。

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傷痕 ©著者:あみちゃん

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