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6章:6. (2/13)





美「ドド…ドラマ出演決定?!」


佐「おめでとう!それに今週は3本もテレビの仕事が入ってるぞ
ぶっちぎりで新人女優の注目がA社の紗保だったのが、ラジオや雑誌、それにPVでだいぶ知名度あがったみたいだ。

この前必死に挨拶巡りしたお陰でどんなもんかってゲスト出演が3本だよ!凄いよ!」



美「…………信じられない。」


佐「紗保との共演PVは、今期活躍する女優のタッグだってもっぱらの噂だし」


美「私がこんなにテレビ出れるなんて…それにドラマだなんて。
すっごく嬉しいー!!」



私は思わず佐々木に抱きついた



佐「まだドラマは主役ではないけど、だけど凄い事だ。
おめでとう!本当におめでとう」


美「私、なんかまだまだ行ける気がする!…やっぱり売名行為なんかしなくたって…」


佐「いや、円衣裕太は利用しよう
こんなチャンスは無いんだぞ!
ただの売名行為なんかじゃない!
円衣裕太と熱愛だなんて、日本国民が注目するような相手だ。
誰かに取られる前にやるんだよ」


美「…うん……そうだよね」


佐「なんだ?円衣裕太とうまくいってないのか?」


美「うまくいってないとゆうか…
全然普通の友達だし…」


裕「もうちょい美織の露出が増えてきたら、円衣裕太を食事に誘い出せるくらい仲良くなっといてくれよ」


美「うん、わかった…」




佐々木にドラマの台本を貰ったが全然頭に入ってこなかった

佐々木は…本当に本気で円衣裕太を利用する事しか考えてないんだ

芸能界ってそうでもしないと生き残れないの?



私は台本を閉じて携帯を開いた
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窓の外は晴れ ©著者:天使

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