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5章:5. (13/13)





部屋に戻ると、玄関で腰が抜けてしまった…
今まで平気なフリしてたけど…やばい、円衣裕太まじでやばい

円衣裕太が居ない今でも、こんなに心臓バクバクしてて顔が火照って熱い


私だって帰ってほしくない

ここに帰ってきてほしい


だけど出来ない…
円衣裕太は大人気俳優だから

まだまだこれから無限の可能性を秘めてるから。


そして私も、これから円衣裕太の後を必死で追いかけていくから。


絶対にバレてはいけない…
普通の恋人じゃないんだ…

仕事だって一般人ではないし…自覚だよ。自覚をもっと持とう


深呼吸をして立ち上がり、洗い物をしシャワーを浴びて仕事に行く準備を始めた




お風呂場もトイレも…キッチンも
そしてベットにも円衣裕太の面影、微かな匂いが残っていて。
またなんていうか、切なくなって

こんなに人の事、好きになれたの初めてかもしれない。


まだ付き合って…ていうか、出逢って全然経ってないのに。ずっと一緒だったんじゃないかって思う程、好きが沢山ある


円衣裕太に出会えて良かった。
すっごい幸せなんだもん…



これからも
この幸せが続きます様に。


って、なんか私すっごい乙女
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窓の外は晴れ ©著者:天使

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