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5章:5. (2/13)




朝目覚めた美織は、目覚まし時計を手にとって時刻を確認した

もう午後12時…
オフだからって寝すぎた


美「はぁ………」


枕に顔を埋め、昨日の夜の事を思い出した。




確かに昨日、円衣裕太から告白されてOKした。
抱きしめられてキスをして……



美「あーーーーーー!!!!!」



思い出しただけで恥ずかしくて誰も居ない部屋で大声を出した




思えば、初めから売名行為の為の仕事だからって思い込もうとしてたけど、正直私も一目惚れしていた。

仕事だから…仕事だからって自分の気持ちを隠してきたけど、メールや電話が来れば嬉しいし、いつも円衣裕太の事を考えていた。

ずっと好きだった



だからこそ、佐々木には絶対にバレてはいけない

佐々木の望む通りに、私が円衣裕太を落とす。そうなったんだから…飛び跳ねて喜ぶネタだろう

ただ一つ違うところは、私も本気で円衣裕太の事を好きになってしまったってところだ




ごめん佐々木、
私は円衣裕太との恋を守るよ…
本当にごめんなさい


昨日の緊張と恥ずかしさを隠す為に飲み過ぎたビールでまだ頭が痛い。
ズキズキと痛む頭を抱えながら携帯を手にとった
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窓の外は晴れ ©著者:天使

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