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4章:4. (15/15)





裕「…俺、一目惚れだし、出逢ってまだ短いけど…美織の事本気で考えてるよ。好きなんだ

俺にふさわしいとかなにそれ?もしバレても俺は美織を守るよ。
それに俳優は続ける…絶対に
それなら安心だろ?美織は何も心配しなくていいんだよ
だから俺の彼女になってください」





円衣裕太は、私を優しく包んだ

私は汚い…卑怯…嘘つき…最低


だけど…
ダメだって思う気持ちとは裏腹に、私の腕は円衣裕太を抱きしめていた。

それが返事と受け取った円衣裕太は、更に力強く私を抱きしめる



裕「ありがとう…好きだよ。」


美「…私も…」




私から体を離した円衣裕太はそっと顔を近づけてきて唇を奪った

涙が出てきた


好き。その気持ちに嘘はない…
今まで最低な事をしていた分、この恋を守りたいと思った

絶対に誰にも壊させない
利用させない
絶対に…絶対に守る。



美「裕太…もっかい、して」



泣いている私に気付いた円衣裕太は、優しく頭を撫でた。
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窓の外は晴れ ©著者:天使

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