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6章:②*いけない世界 (2/23)





とりあえず無視して、改札をくぐる。
桃崎も改札をくぐる。



アタシ「警察呼ぶよ?」

桃崎「まあまあ〜」


来た電車、うちとは反対の電車に乗る。




桃崎「次で降りるけどさ。また声かけるわー」

名刺を膝の上に置き、本当に降りていった。




なんなんだあいつ。

アタシよりは背はあるけど、男としてはちびで、年齢不詳だった。
若く見えるし、おじさんならおじさんでも納得いくし。



何日かあいて、桃崎の事を忘れてまたあの駅の喫茶店から帰る時



桃崎「発見♪元気してた?」


この日はなんだかむしゃくしゃしていた。
ユウキがまだみさきに絡まれていたから。



桃崎「お!聞く気になった?」

アタシ「ここでならいいよ。」



駅の時計台のベンチに座る。

アタシはをいじりながら、桃崎の話を、音として聴いていた。



桃崎「ね?だから見るだけ見てよー。」

アタシ「何を?」


桃崎「うちの店!」


アタシ「近く?」

桃崎「あのビルの裏だよ♪ね?1回だけ」



アタシはイライラしていたし、暇だからついて行く事にした。


ビルの裏はゲーセンとコンビニがあって、汚いビルがいくつかある。

そのうちの汚いビルの2Fに連れてかれた。



桃崎「最初だけだからみんな、緊張するのさ。」

アタシ「何を?」


桃崎「もお。つれないんだから(笑)とりあえずちょっと待ってて」


アタシを赤いソファーに座らせた。
何人か桃崎と同じようにスーツを着た奴がアタシをチラ見する。



なんなんだ、ここは。


桃崎「お待たせこれに名前とか連絡先書けるだけ書いて」

アタシ「なんで?」


桃崎「来店表だよ。俺のノルマ達成の為に。」

アタシ「やだ」


桃崎「いいから書いて♪」

薄暗い店では桃崎は若く見えた。よく見るとアイドルのような顔をしてる。



桃崎「ついでに体験入店しとく?3日間で君なら5万円出すよ」

アタシ「5万円!!なんなの?ここ」


桃崎「男性にサービスする店。話聞いてないの!?もお。」

アタシ「なんのサービス!?」

桃崎「早い話、キスしたり抜くお店」


アタシ「はああああやる訳ないじゃん。」

桃崎「3日間5万円なのに!?今人足りないんだよね


5万円っていう数字は確かに魅力的だった。
要はフェラでしょ。
フェラすればいいんでしょ。


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エルコラソ ©著者:愛希

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