“一之瀬 葵”
(いちのせ あおい)




福島県は郡山のホストクラブ
“BERSERK”
(ベルセルク)
の一之瀬です。

311の大震災の傷痕が未だに残る福島ですけれど、俺たちがんばっています！


原発20km圏内に住んでいた方々は、いつ生まれ故郷に帰れるかわからない不抱えながらそれぞれ違う土地で散り散りになって暮らしています。

立ち入り禁止ではないですけれど、津波の被害にあった南相馬は未だに地震の傷痕が消えずに残っています。

その他の地域の方々も見えない放射能の恐怖を抱えながらも福島で必死に生きています。


全国各地から復興作業の方々が大勢集まって、福島の為に尽力していただいていることがとてもありがたいですし、本当に頭が下がる思いです。


そして大勢の復興作業の方々がいわきや郡山などの都市に数多く訪れてくれるお陰で、夜の街も震災前よりも賑やかになるに伴い新たな飲食店も増え始めました。


特に東京から新規参入してきた飲食店やキャバクラや風俗店も、都市部を中心にその勢いを拡大し続けています。

それに伴いホストクラブに来てくださるお客様が増えてくれるのはとても嬉しいことなんですけれど…。


今まで福島で店を経営してきた人たちよりも遥かにレベルが高い経営ノウハウや潤沢な資金を持っている東京の業者に圧倒されて、まだ少しずつですけれど福島の経営者が店を閉めなければならないと言う現実もあるのです。

店が増えることによって街が賑やかになり、雇用が増えるのはとてもいいことなんですけれど、少し複雑な気分ですね。