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29章:船橋の夜光戦士 (1/2)

29章:船橋の夜光戦士

“宝生 雅也”
(ほうしょう まさや)




船橋に3軒あるホストクラブ
各店の代表の集まりで、船橋の知名度を上げる為のある約束が結ばれている。


”夜王ボンバイエ”に必ず一人は船橋のホストが出場すること。



夜王ボンバイエに出場する選手を送り出す店舗はローテーションによって決められている。

そして今回は俺たちの店
“BREAKERS”
(ブレイカーズ)
の順番だ。


3年前の夜王ボンバイエの時には、今は辞めて居ないけれど格闘技経験者の人が出場してそこそこいいところまで勝ち残ったらしい。


そして今回
今のBREAKERSには格闘技経験者どころか格闘技が好きな人が一人も居なく、それでも夜王ボンバイエに出場する選手を送り込まなければいけない取り決めがあるから、代表はとても悩んでるみたいだった。



船橋の名を背負って、そしてBREAKERSの看板を背負って夜王ボンバイエに選手を送り出すからには、誰でもいいって訳にはいかない。


苦肉の策として打ち出された選別方は…
BREAKERS所属ホスト全員強制参加による店の外の廊下で行われた深夜のスパーリング大会!


ただ注意しなければならないことが1つだけある。

隣の中国人クラブのママは普段はとても愛想がよく人当たりもいい人なんだけれど、1度キレたら半端なく恐ろしく、何も知らない新人ホストが店の外で酔っ払って騒いでたところ、隣の中国人ママにボコボコにシメられ、店に怒鳴り込まられるってことがたまにあるんだよな。

まだ入店して半年の俺だけど、隣のママにシメられて心が折れて辞めてった新人を3人は見たな…。


そして深夜の夜王ボンバイエ出場選手決定スパーリング大会当日

一応ホストは顔が命だから顔面への攻撃は無し。
隣のママが怖いからなるべく静かにすること。
そして隣のママの逆鱗に触れたホストは罰として夜王ボンバイエ出場を強制するものとする…って特別ルールで始まった第1試合…。
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夜光戦士の詩 ©著者:南月☆Dieち

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