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16章:新小岩の夜光戦士 (1/1)

16章:新小岩の夜光戦士

“大地”
(だいち)




へぇー

ホスト業界にも格闘技の大会なんてあるんだー!

面白そうだから参戦応募しちゃおっかなー(笑)



ってことで何も考えず気軽に応募したら、応募したことも忘れた頃に大会出場決定の連絡が来ました。


出場が決まったからには何もしない訳にはいなかいな!



以前はちょろっとボクシングをやっていて、プロにはならなかったけどパンチ力だけは自信があった。

飽きっぽい性格で色々なジムを転々としたけれど、どこのジムに行っても一発のパンチ力だけはプロを差し置いてダントツで一番強かった。


とあるジムに通ってた時は、俺よりもふた回りは体格が大きいプロの選手と駆け引き一切なしのど突き合いスパーリングをよくやったよな。

倒し倒されな壮絶な打ち合いが楽しくて楽しくて♪

俺がスパーリングやるとなると、他の選手や練習生たちは自分の練習をしないでみんなでリングを注目しやがる。

ほんと見物料を取りたいくらいだった(笑)



俺のファイトスタイルは、リングでもストリートでもひたすらパンチをブン回すブン回す!

相手がいくらガードを固めていても、隙間から一発でも入れば俺の勝ち。




自称“夜の24歳”とネタにしてはいるけれど、実年齢は34歳。


ボクシングやってた当時とパンチ力だけは変わらないんだけど、日頃の不摂生が祟ってスタミナは激減しちゃったよー

フルパワーのブン回しも持って1分くらいだろうな…


まあ総合格闘技の大会だから、無理矢理グランドに持ち込めばなんとかスタミナも持つだろう。


寝技は地元の格闘技仲間で総合のプロだった稔に教えてもらったから、対戦相手は総合のプロじゃないし素人相手なら関節決めるのも楽勝でしょう。

試合に向けての体調管理はスポーツクラブのインストラクターをやっている稔の双子の弟、學からプロのアドバイスをもらいつつ体を仕上げておこうか。


よっしゃー
試合本番までにガンガントレーニング積んでおくか!




“club FAUST”
(クラブ ファウスト)
大地
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夜光戦士の詩 ©著者:南月☆Dieち

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