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5章:本当のホスト
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誕生日前日
ハヤトからは
「あの日以来 、ようやくまた会えるね」
そう言われた
私もあの瞬間に戻れる
今度はダイの事を気にしないで
自分が楽しみたいだけ楽しむ
そういう気持ちが強かった
『うん!楽しみだな!』
私は素直にそう伝えた
お金の都合もあるので
夜の9時から
行くことにした
楽しみだった
ずっとメールだけしてた
面白くて楽しいハヤトと
今度はハヤトを指名で
ホストクラブFにまた行ける事を
そんな楽しい気分の時に
電話が掛かってきた
相手はダイだった
出ようか迷ったが
メールじゃなくて電話だったので
何かあるのかと出てみた
「久しぶり。明日は誕生日だよね?俺、お祝いするから。
もうプレゼントも買ってあるから明日会おう。」
そう言われた。
でも、私は明日は
ハヤト指名で
ホストクラブFに行く
なぜだかホストクラブに
行くことを言えず
私は好きでもない相手に
プレゼントして
まだホスト気取りの
ダイに腹が立った
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夜に憧れ闇に堕ちる ©著者:kokoro
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