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1章:はじまりの合図 (1/5)

1章:はじまりの合図

不動産会社に勤務してそれなりの年月が経ち入れ替えが早い会社だった為、俺はいつの間にか中堅の立ち位置になっていた。

俺が所属していた部署の部長は力がある人で、ある意味社長より発言権があるんじゃないかと思わせるくらいの人だった。

ちょくちょく社長と喧嘩したり、襟首掴んだりしてたけど社長はなんだかんだ部長が好きだという事は雰囲気で読み取れた。

そしてそんな部長は俺を目にかけてくれたし俺も部長が好きだった。たまに持ち出す根性論が暑苦しいと感じる事はあったけど(笑)

ある程度売り上げの数字が良い時は交渉という体で海に行ったり、仕事終わりも何人かとカラオケに行ったりキャバクラにもよく連れてって貰う仲だった。

そんな日常生活の中、ある日部長に会議室に呼び出された。
俺は何か仕事のミスしたかな?とか最近外出してサボったりしてないし何だろうと思って会議室に行き待機してたら部長が入ってきて

「邪気眼お前に頼みがあるんだ。2泊になるが明後日に○○県のどこどこで再開発が入るからそこの調査と建築関係の人間と予算なんかの打ち合わせをしてきて欲しい、何かあったらすぐ連絡して欲しいのと、確定した書類があったら全て会社にFAXしてくれ」

と言われたところでそんな遠い所に俺が1人で行くんですか?
他の役職者達に話し持ってった方が良くないですか?
みたいな内容の返事したと思う
まぁ正直だるいだけだったけど(笑)

「他の役職者はみんな予定入っちゃってるしお前ももう中堅なんだからそれくらいやれ、大丈夫ケツは全部俺が持ってやるし社長にも話しは通してあるから」

と言われ、俺はなんかしら言い訳できないかと考えたけど一週間後とかならまだしも明後日という点で相当無理があるし、口では部長に勝てないと知っていたのと日頃お世話になってるから渋々承諾した。

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iPhoneで霊や超常現象の謎を暴いた話 画像アリ ©著者:邪気眼

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