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12章:**王様と女帝** (9/9)

Gが禿鷹も連れて来いと言うので

Gと私と禿鷹で六本木に向かった



G「着いたぞー」




【えっ?ここ?えー!】



禿鷹「これはこれは、セレブですねぇ」



Gが車を停めた建物


そこは六本木ヒルズ



【ねぇ、ヤクザやさんだよね?

こういう所に入れるの?

どうなってんの日本!笑】



G「まっ、表ヅラは建設会社だからなぁ

有名だぞ、お前知らなかったのか?」


【知るかよ】



禿鷹「なるほど、」



私達はエレベーターに乗り
興道会の事務所に向かった




チーン




【わーお、普通の会社、風?】



禿鷹「スーツでも来てくれば良かったですね、リンさん」



受け付けの綺麗なおねぇさんが丁寧に話しかけてくる



「おはようございます

此方で、ご用件をお聞きいたします」


Gは何やらおねぇさんに耳打ちしている


「これは!

失礼致しました、此方へどうぞ」




何言ったんだ、あいつ



禿鷹「ボスの特権ですね」




奥に進むと大理石で出来た大きな扉が見えてきた


扉の前には男が2人立っている



「それでは、私はこれで」


そう言って
おねぇさんは居なくなった



男「どうぞ」


男が大きな扉を開くと


窓際に王様が立っていた





「Gさん、いらっしゃい

良く来ましたね、歓迎します」




はっ?


えっ?






【えっー!!!!】




禿鷹「おやおや」




G「久々だな、隼雄(はやお)」






そこに居たのは










光だった
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hard Cage ©著者:美斗

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