夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
9章:コテツさん
(1/6)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
9章:コテツさん
ランはバーに従業員を雇った。
コテツさんという、おじさんだった。
ホストとは無縁そうな料理ができて愛想のいいおじさんだった。
ランは
女の子に疲れた。
マキちゃんしかおらん。
と、言っていた。
わたしがルカに会いに行かなくなったのでまた色恋を始めたのだ。
しかし、わたしはそんなランを信じた。
実際、アンナちゃん以外のホスト時代のお客様はみんないなくなっていた。
ある日、お店でコテツさんと二人きりになった。
コテツさんはニコニコしながら、わたしに話しかけた。
マキさん。
ランさんから聞いてます。
彼女さんなんですってね。
ランさん、疲れてるみたいなので支えてあげてくださいね。
わたしは、嬉しくなってしまった。
それから、ランは相変わらずアンナちゃんと仲良くしていたが、わたしは気にならなくなっていた。
ずっと支えてくれたエースだもん。
大切にして当たり前だ。
2人の絆は深いに決まってる。
それでも、彼女はわたしなんだ。
ランの隣にいよう。
ルカの忠告は薄く薄くなっていた。
その年の大晦日。
ランはわたしと過ごしてくれた。
仕事の付き合いで遅くなったけど、ちゃんとわたしのところへ来てくれて
出会った頃のような笑顔で
マキちゃん。
ずっと一緒にいような。
と、抱きしめてくれた。
<前へ
88 /271
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
ホス狂いだった日々 ©著者:マキ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.