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9章:リベンジ (10/10)

どれだけ長い時間そうしてただろう。多分だけど、30分以上はキスしてたと思う。

どうでもいいけど、せめて体くらいこっち向けてよ!

段々そう思い始めた私は、仰向けのレンの体にそっと抱きついてみた。

その時、初めて気がついた。

レンの心臓が、ものすごくドキドキ脈打ってることに。

無表情だけど、ホントは私と同じくらい緊張してて、横を向いたり抱きしめたりする余裕もないんだって。



その後、掲示板で


《レンと枕した、誘われた!》

《レンはすぐ手出してくる!》


とか色々書かれてるのも見たけど
あの時のレンを知ってるから
全部ウソって思えた。

もし、あのレンが全部演技だとしたら。たどたどしいキスや、緊張して何もできないあの空気感。
あれがウソでただの演技なら。


ホストじゃなく俳優になれるよ。

今でもそう思ってる。

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ホス彼 ©著者:ゆう

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