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7章:少年鑑別所 (1/3)

7章:少年鑑別所

少年鑑別所では、毎日規則正しく生活させられます。

起床、掃除、点呼、朝食、面会や、お風呂や健診、運動、自習や読書する時間、昼食、面会や自習や読書する時間、点呼、夕食、テレビ視聴の時間、就寝。


退屈でした。
母が毎日面会に来ていました。
鬼のような顔をしていると泣かれました。



[本当はうちだってこんな風になりたくなかった。
本当は普通に毎日過ごしたかった。
でも、あの状況では無理だった。
心が腐っていくのが自分でもわかっていた。
ママ…そんな風に泣くなら何で助けてくれなかったの?
全部わかってたでしょ?
何でうちの事殴ってたの?
普通の家族でいたかった。
道を歩く家族連れ、家族仲良しな友達、羨ましかった。うちだけが悪かったの?

もう、戻れない。]


心の中でそう思いながら、母の前では普通にしていました。

面会が終わるといつも泣いていました。
その頃から過呼吸が出るようになりました。
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Kの足跡 ©著者:Nami

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