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1章:臭い (1/1)

1章:臭い

智子は普通の主婦である。
旦那、小学3年生の娘、保育園年長の息子と4人暮らし。犬も1匹飼っている。
智子はパートに出ている。
智子はパートから帰る時に買い物をし、保育園の息子を迎えに行き家に帰る。と、いうのが平日の日常である。
ある日パートから帰り、洗濯物を取り入れにベランダに出た。何故か臭かった。嗅いだ事のない臭い。
ベランダにはプランターを置き、自分でも何を育てているのか分からない草が生えている。洗濯物を入れるのはその家の位置的にリビングのソファーになる。その上にポンポン積み上げていく。その度にプランターと顔の位置が一緒になる。その時が臭い。何故だろう?腐ってしまっているのか?そんな臭さでもない。何故かベランダ事態、全て臭く感じてきた。こんな香りは?いや、香りなんてキレイな言葉ではない。臭いのである。早くベランダを脱出したい。さっさと取り入れよう。早くベランダを閉めよう。そして支度していたご飯をみんなで食べよう。ソファーの前にちゃぶ台の大きい食卓があり、そこで食べる。
では、みんなで「いただきます」をし食べていた。最初、食べ物の匂いで気付かなかったが又あの臭いがしてきた。何だろう?こんな臭い。又だ。気になりながらも、みんなで、どうでも言い様な話をしながら食べ終わり片付けていた。明日も早い。さっさとお風呂に入り寝る準備にかかろう。ちなみに智子は洗面所があるにもかかわらず、いつもリビングで裸になり風呂場へ行く。まず、はいていたズボンとパンツを同時に脱ぐ。いつもの事である。その時、何かが落ちた。ん?何?智子が凝視しているので旦那が同じ所を見た。「あ、亀虫」智子は虫全てが大の苦手である。虫と聞いた瞬間「ぎゃぁーーーー」と、いきなり全裸になり、リビングから飛び出し玄関まで走り去り半狂乱になっていた。「いや、いや、虫こわいーーー」もう泣くではなく裸で虫がつかないように玄関先で全裸で手足バタバタさせ震えながら泣きわめいていた。臭いの元はベランダにいた亀虫が智子についていたらしい。旦那は亀虫を処分、娘と息子は裸で泣きわめく母親を「もう大丈夫だから」と背中をさすりながら薄ら笑いを浮かべている。犬も驚き智子に向かって吠え出した。「いややーー」と半狂乱の智子を3人の家族が半笑いでお風呂にいれてくれた。犬は風呂場の外でいつまでも智子に向かって吠えていた。

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主婦・智子 ©著者:紅 芋子

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