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3章:回想1 (1/1)

3章:回想1

ユウは中学時代を思い返した。中学2年の時、洸太と一緒のクラスになった。
当時、洸太は「怖い」と学年でも有名で1年は、チラホラ聞いた位だろうが3年生も洸太を怒らせれば何をするか分からないと思われていたので先輩の嫌がらせは全くなかった。それ位、凶暴な面を持っていた。
何もかもが下らない感じに見えた。
だけど一学期が終わりクラスを和やかにしているのは洸太だった。
誰かにふざけにいって一緒にふざけあうのを楽しんでいたし、だからといって向こうがふざけても全然怒る様子もなくみんなでふざけあい、今のクラスに洸太と仲の良かった1年の時に同じクラスだった太一や同じ施設で育った夏海、俊輔も遊びに来ては、うちのクラスとも馴染む様になっていった。
あの時は楽しかったな、と暫く考えていた。
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だ・ま・す・愛 ©著者:紅 芋子

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