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1章:中学生 (2/3)

その時ユウは夏海の事を心配していた。洸太が言っていた通り夏海は泣いているだろう…。今回はいつもとは違う仲間内の揉め事になってしまい静香や圭吾にどう接していいのか、太一を許せば仲間を抜けないといけないのか?色々と混乱しているだろう。
それだけ、この8人は仲がいい。悪い事も助け合う事も、この8人は、いつも仲間を思い合っている。

実は8人のうち洸太、俊輔、夏海の3人は親のいない施設に預けられ、そこから今も学校に通っている。後の5人も家庭が複雑である。少なくとも8人共に親の愛情を受けているとは思っていない。だからこそ、この関係は固い絆で結ばれている筈だったのだが…。
最初に口火を切ったのは太一だった。
「圭吾、ごめん。チョケてふざけてただけだったんだよ。静香が困った顔するから、つい面白くておちょくってたら静香が本気で怒りだしたから余計ムキになって相手が静香だって解ってても、いつもの調子になっちゃっただけなんだよ。ホンッと、そんな気ないんだよ。静香もごめん。調子に乗りすぎた俺が絶対ワリィ。ごめんな」
静香は黙って太一を見てた。圭吾は下を向いて聞いていたが何かを言おうと顔を上げた時、歩美が「あんたね、おちょくる以前の問題なの分かってねーの?相手、静香だよ、身内だよ。ましてや夏海いんのに、いつもの調子ってどういう意味?じゃ夏海と別れればいいじゃん。別の女と付き合いな。夏海も、あんたと別れた方が幸せだわ」と太一に言ったので圭吾は静香の方へ顔を向け「お前、傷ついたか?大丈夫か?」
「うん大丈夫、チョケてるの分かってたから最初は無視してたんだけどあまりにもしつこくて腹が立ってきたから圭吾に言いに言っただけだから。その時に俊輔と諒が居て、おおごとになるって思ったけど言わないと気が済まなくて。でも夏海が心配。バカ太一!」

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だ・ま・す・愛 ©著者:紅 芋子

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