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小路は雑草に覆われている




(やっぱり騙されているのか?)



5分位歩いただろうか



一軒の古い家が見えた




微かに漂ってくる…

あの臭い



近付くにつれ強くなる




(くせぇ…でも……居る。居るって事だよな…)



家の前に着き

古い引戸を叩く



ドンドンッ



奥から声がした




ヒメカ『きゃぁ〜っ♪ユウ〜♪来てくれたのぉ〜っ♪』



引戸がガラリと開く



物凄い臭いと共に
ソレがオレの目に飛び込んできた




(な…何なんだ…何なんだよコイツ)



室内なのに帽子を目深にかぶった真っ白い顔の…女


帽子の下から覗く

穴が空いたような光の無い真っ黒な目。口には笑みを浮かべている



近付いてくるヒメカ



オレの頭の中で警報が鳴り響く




(コイツはヤベェ!!逃げろ!!逃げろっ!!)



オレは恐怖で言葉が出なかった

その場で固まり、後ずさる事すら出来ない




ヒメカ『ユウ〜♪お友達も待ってるよぉ〜♪早く入って入ってぇ〜♪今日からのヒメカとユウの愛の巣にぃ〜♪キャッ♪』



(淳也…)


オレは正気を取り戻し声を振り絞った




ユウ『………淳也…は…早く淳也に会わせろ!!』




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