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6章:白紙委任 2 (9/10)

意味が理解出来たのだろう。西村は青い顔になっていた。

「偽造か?」

「さあ?とりあえずこんなモンありますよって事です。」

「逮捕したるからな。」

「いいけど、借金ばれちゃうよ?」

「あれは…」

「賄賂みたいなもんなんでしょ?」

「…」

「でもね、契約書もある。しかも印鑑もこっちが持ってる。西村サンもただじゃすまないよ?」

「どうしたいんや?」

「お金払ってよ。」

「…いくら?」

「う〜ん…200かな。」

「アホなこと言うな!」

「でも利息含めたら300超えるよ?」

「…無理や。」

「どうせすぐ貯めれるでしょ?公務員なんやし。」

「…」

「悪い人から賄賂もらえばいいやん?簡単でしょ?」

「200は無理や。」

「今すぐ払うなら、100で手を打ったろか?」

「…100…」

心が揺れているのがよくわかる。
こっちとしても出来れば話しは短くしたい。
まさに駆け引きだった。
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闇社会なんてまっぴらやで ©著者:ハイライト

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