夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
50章:深い絆
(1/6)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
50章:深い絆
電話を切ると優香はリビングへ向かった。
冷たいフローリングが体も心も凍えさせているように感じる。
静かにスヤスヤと眠る涼也の隣に潜り込み小さな腕で彼に抱きついた。
冷えきった体がジワジワとあたためられる。
自分の帰る場所はここだと実感する。
自分の親友にお前の女が好きだと告げれたらどんな気分になるだろうか。
優香はそのまま涼也の胸元に顔をうづめ目を閉じた...
涼也(優香...?)
そっと彼女の肌に触れる。ひんやりと冷たい感触にいつの間にか用意された毛布をかけ直した。
涼也はどうやらソファーで寝てしまったのだと気付くには少し時間がかかった。
優香はいつ隣に来たのだろうか...
目覚ましが鳴るまで30分ほど時間に余裕があった。
涼也は優香を起こさぬよう起き上がると煙草に火をつけた。
優香(涼也...?)
涼也(ん?起きたのか。)
優香(うん...何でソファーで寝るの?)
涼也(いつの間にか寝ちゃってたんだよ。ごめんな。)
優香の目が潤んでいる。
寝室に行かなかった事を悲しんでいるのだろうか...
優しく髪を撫でると涼也の手を引き寄せ自分の頬に当てる。
すると一粒の涙が彼の手にこぼれ落ちた...
涼也(優香?どうした...)
優香(ごめんね。昨日あんなこと言って。)
涼也(気にしてないよ。お前の毒舌は今に始まった事じゃないだろ?)
優香(うん...)
目は腫れて充血しボーっとしている優香...昨夜寝られなかったのだろうか。
涼也(大丈夫か?少し疲れてるんだろ。今日はゆっくりしてろよ。)
優香(でも仕事が...)
涼也(大丈夫。今日は俺も事務所残る予定だから。少し休め。)
優香(うん...ありがとう...)
涼也は彼女を抱き抱えベットに運ぶと布団をかけ直した。
直ぐに目を閉じ眠りについた優香。
いつもなら意地でも仕事に行くと言い出す彼女が素直に受け入れたのを見て、自分が寝ている間に何かあったのだと感じ取った。
涼也は彼女の携帯のアラームを解除しようと手を伸ばすと一時間ほど前にゆうきと通話をしていた画面のままになっているのに気付いた。
そしてそのまま携帯を枕元にもどしシャワーを浴びるといつもより早く会社に向かった...
<前へ
282 /314
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
深海 ©著者:you
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.