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40章:イイ男
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40章:イイ男
小川と会話を楽しみ、涼也からの連絡で店の外に出た二人。
そこには彼の車が停まっていた。
優香(お疲れ様。あれ?ゆうきは?)
涼也(用事あるらしくて先送ってった。)
小川(こんばんは〜お疲れ様です。)
涼也(はいよー、どうぞ。)
小川(おじゃまします...)
車内をキョロキョロしながら後部座席に座る小川。涼也は荷物を積むと優香を助手席に座らせた。
涼也(随分買い物したな...)
優香(ゆうきって意外と忙しいよね。腹立つわぁ。)
涼也(最近遊んでくんないもんな。小川さんは自宅でいいのかな?)
小川(あっいや...あの出来れば堀井のお宅に...)
涼也(お泊まりか。了解!じいさんにバレないようにな。)
小川(キレイにしてるんですね車。凄い。)
優香(傷つけたら発狂するよ。)
涼也(バカ野郎そんなもんですまされっかよ。打ち首だ。)
優香(どんだけよあんた。そういやスコアどうだった?)
涼也(グズグズ。久しぶりだったし寒いし社長には捕まるし最悪。)
優香(何人きたのよ。)
涼也(20人かそこらじゃないか?)
優香(多いなぁ...。)
涼也は軽やかに運転をしながら堀井の自宅までの道を走らせた。
普段あまり話をする機会が無かった小川は明るく優香と会話をする社長が別人のように見えた。
涼也(小川さんは気に入った服見つけた?)
小川(あっはい。お陰様で!すごい楽しかったです。また先輩お借りしていいですか?)
涼也(だめ。)
小川(えっ??)
優香(おい。)
涼也(嘘嘘!何時でもどうぞ〜!)
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