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30章:夢 (1/4)

30章:夢

二時間ほどの仮眠をとった涼也は隣に眠る優香を起こさぬよう起き上がる。


シャワーを浴びると何時ものようにタバコを吸いながら新聞を開く。
今日の天気は晴れのようだ。
出掛ける準備をするとまだ深い眠りについている優香の元へ向かった。


涼也(優香... なぁ、起きろよ。)


優香(んー。 ...。)


涼也(朝だぞ。ほら!)


不機嫌さMAXのまま起こされた優香は眉間にシワをよせ涼也を睨み付けていた。


優香(なに?)


涼也(起きろよ。せっかくの晴れた休日なんだから。)


優香(いや、せっかくの休日なんだから...寝ようよ。)


涼也(今日はだめ。ほら!早く。)


時刻は午前6時。眠そうにしている優香は涼也にたたき起こされ仕方なくリビングに向かった。
タバコに火をつけると大きなあくびをしている。


涼也(ほら、早く支度しろよ。あたたかい服着てけよ!)


優香(は?なんで?どこいくのよ。)


涼也(ないしょ。今日は予定があるって言っただろ?)


仕方なく良くわからないまま支度をする彼女。
シャワーを浴びると自分の部屋へ行きメイクをする。うしろから急かすように涼也は彼女の髪をかわかす。


相変わらず不機嫌そうに時折タバコを吸いながらボーっとしている優香をたたき起こした。


涼也(ほら早くしろよ。服どれにする?これにする?)


優香(どこいくの?)


涼也(ないしょ。)


意味がわからずとりあえず支度をすませると優香はヒールの高いブーツを選んだ。


涼也(いや、今日は歩きやすい服にしてくれ。)


優香(山登りでもする気?)


妙にテンションの高い涼也は朝からご機嫌で笑っていた。
優香にヒールの低いブーツをはかせる。
彼女は運動靴というものを持っていない事に気付いた涼也は想定外だった。


彼女を助手席に乗せると車を走らせる。
休日の高速道路は週末ドライバーで溢れかえっていた。
やがて彼が連れていった場所...それは...



優香(はっ!?ディズニーランド!?どうしたの??)


涼也(びっくりした?昨日客にチケット貰ったんだ。急用が入ったからって。)


優香(言ってよ!!びっくりするじゃない。)


涼也(驚かせたかったんだ。)


駐車場には多くの車で混雑し可愛いドレスを着た子供や家族連れの姿が目立つ。
驚きを隠せないまま涼也に連れられゲートまでの道を歩いた。
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深海 ©著者:you

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