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16章:光 (1/2)

16章:光

涼也のリビングのガラステーブルには、旅行雑誌と飲みかけのコーヒーが広げられていた。


リビングを照す薄暗い間接照明が心地よい雰囲気を造り出す。


涼也は寝室で一人熟睡していた。
隣には優香がいると安心仕切ってるのだろう...


しかし優香は涼也の自宅のバルコニーにいた。
冷たい空気が肌を突き刺す。
街は深夜にも関わらずキラキラと輝き眠る事を知らない。


20階にある涼也の自宅から見る風景はとても綺麗で、優香の気分を落ち着かせる。


今頃...あいつは幸せに暮らしているのだろうか...


数年前の優香は、毒舌で態度の悪い女では無かった。
とても純粋で恋人を一番に考える一途な女性だった。
早朝からお弁当を作り恋人を送り出すと家事をこなす。どんなに彼の帰りが遅くても起きて待っていた。


あの男と別れて数年間...
孤独に生きてきた。男なんか信じた自分がバカだったと...


もう二度と恋なんかしないと決めてあたのに、
今優香は新しく出会った男性の家にいるのだ...
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深海 ©著者:you

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