ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:古傷 (1/3)

4章:古傷

緒方の自宅テーブルには、様々なつまみが広げられた。


自宅で彼と飲むのは久しぶりだった...


行き付けの居酒屋に近寄らなくなったのは、紛れもない。緒方の責任だ。


あまり自宅で酒を交わすのは好まない緒方も仕方なく付き合う事となった。


ゆうきは誰かにメールを送りながらグラスを用意していた...


ゆうき(最近どうだ望月とは...)


緒方(どうって何がだよ...)


ゆうき(好きなんだろ?)


緒方は ゆうき が用意した酒を一気に飲み干し、タバコに火をつけた。


ジッポの乾いた音が部屋に響き、煙が空気を通り抜けていった...


緒方(好きなのかすら...わからない。)


ゆうき(一度、二人で逢ってみたらどうだ?)


緒方(俺は女作ったらいけない気がしてな...)


ゆうき(もう10年も前の事だろ...何時までもフラフラしてるほうが、裕子ちゃんも成仏出来ないだろ。)


13 /314

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

深海 ©著者:you

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.