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3章:守るべきもの〜3 (1/10)

3章:守るべきもの〜3


お兄ちゃんが出て行ってから、どれだけ時間が経ったのか

私は、どれだけ泣いていたのか


携帯が表す時刻は、深夜2時を過ぎている

そっと、部屋のドアを開ける
リビングから、薄明かりだけが見えた

フラフラと、リビングを覗く

ソファーに横たわるお兄ちゃんの姿
テーブルには、ブランデーの空瓶が転がっていた


静かに、お兄ちゃんの顔を覗き込む

好きな気持ちに後押しされて、お兄ちゃんの唇に自分の唇を近づけた


その時…


「美優…ごめんな」


何で謝るの?


その後、どうやって部屋に戻ったかはわからない

気付いたら、ベッドに横たわり朝を迎えていた

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守るべきもの ©著者:冴木麗香

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