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9章:Deep blue (1/1)

9章:Deep blue

1人では生きられない。

ふと寂しくなるとそう考える

私は裸になり鏡の前に立つ。少しも嬉しそうではない言葉にできない寂しい私の眼…

昨日出会い系で知り合った男に首につけられたキスマークの跡をすりすりと撫でてみる。

SEXで愛情なんか感じた事はない、けれどどうしても破壊的にどうでもいいやつに抱かれたくなる
必ずキスマークをつけてもらい鏡で確認する
きつく唇で吸われ、内出血しただけの何処が愛の証?
1人では生きられない。

ふと寂しくなるとそう考える

私は裸になり鏡の前に立つ。少しも嬉しそうではない言葉にできない寂しい私の眼…

昨日出会い系で知り合った男に首につけられたキスマークの跡をすりすりと撫でてみる。

SEXで愛情なんか感じた事はない、けれどどうしても破壊的にどうでもいいやつに抱かれたくなる
必ずキスマークをつけてもらい鏡で確認する
きつく唇で吸われ、内出血しただけの何処が愛の証?
目に見える愛の証

ガリガリに痩せた身体に小さな顔、大きな眼はそれだけで存在感があった。
私は身体の何処も嫌いで、心も嫌い。
けど眼だけは好き

綺麗な眼、優しい眼、鋭い眼、不思議な眼…
今まで色んな事を言われた

私は服を着て煙草に火をつける

人に愛されない人生は気が狂いそうになる

求めても少しも手に入らない。
私はタバコをくわえながら椅子に座り、暗い青だけが描かれた油絵に筆を走らせる

自画像。深海に白い純白の私が溶けていく。

もっと深い本当の自分

死ななくて良かったと思う日がたまにあるのをあの日の貴方に伝えたい

桜が凄く綺麗に見える事を伝えたい

愛されたい

世界が全てモノクロに見えて私を無視してるような気がするの

ニュースが寂しい音楽が流れてるようにしか聞こえないの

鳥は必死に夜から逃げてるように見えるの

猫はいつも月を見て自殺を考えてるように思うの

貴方に知って欲しい


本当の私。


憂鬱に耐えきれなくなって死んでしまった貴方はいつもとても綺麗

リスカの跡を舐めて「愛しているよ」ともう一度伝えたい

貴方へ

とても綺麗な美しい絵ができたの

貴方が見てきた憂鬱はとっても素敵

貴方へ


私も



連れていって
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病んだ心の傷の美しい純白 ©著者:コウ

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