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1章:

『ねぇ・・・欲しいんでしょ?』

私はソファーに座り、踵を縁に乗せ脚を開く。
彼の目の前には湿って涎を垂らしている秘部が露になっていた。

「うん・・・」

指で秘部を開く。
襞の付根辺りに熱い空気が触れる。
それは彼の気がそうさせているのかもしれない。

『駄目・・・』

彼の瞳が私の瞳へ暗黙の訴えをかけている。
憐れだ。
だが憐れとも思わない。
惨めなのだろう。
だが惨めとも思わない。
私は無表情で彼を見つめた。

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鑑賞 ©著者:空

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