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69章:自粛ムード
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69章:自粛ムード
歩美とも友里とも連絡が取れなくなった拓也の心は荒涼として、何事にも身が入らない状態が何日も続いた。それでも季節は移り、三寒四温を繰り返しながら関東に春が近づいてきた。震災から丸一年が過ぎて、今年は自粛ムードも一変し、上野公園では花見客で賑わっているというニュースをテレビで見た拓也は、日本人とはつくづく空気を読んで行動する民族だと思った。昨年のニューヨーク出張中に東日本大震災の一報を知った拓也だが、実は出張最終日の前夜、同行した同僚の誕生日を祝うため他の同僚も集めてホテルの部屋にストリッパーを呼ぶ計画をしていたのである。ところが震災が起こり、仲間内からストリッパーを呼ぶのは不謹慎だという声が上がり断念したのであった。最初に反対の声を上げた同僚はもともと経済誌の記者をしていた男だが、本心から不謹慎だと考えているわけではなく、後々、世間から不謹慎だと非難される恐れがあるから止めた方が得策だと考えているらしかった。
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